季節の変わり目に自律神経が乱れやすい理由と、冬に備えるセルフケア

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店「頭ほぐしサロンゆめゆら」です。

今年は夏の名残が長かったかと思えば、あっという間に冷え込み…
まるで“秋を飛ばして冬が来た”ような気温の変化ですね。

その影響か、最近お客様から
「急に冷えが強くなった」
「肩や首がガチガチ」
「なんだかすぐ疲れる」
そんなお声がとても増えています。

実はこれ、季節の変わり目に起こりやすい
“自律神経の乱れ” が関係しているサイン なんです。

 1. なぜ季節の変わり目は不調が出やすいの?

今年のように気温差が一気に大きくなると、
身体はその変化に合わせるために自律神経をフル稼働させています。

● 気温差が7〜10℃あると「体温調整」に負担

→ 交感神経が過剰に働き、疲れやすくなる

● 気圧の急変で頭痛・だるさ

→ 自律神経がゆらぎ、体のスイッチが入りっぱなしに

● 空気の乾燥で眠りが浅くなる

→ 夜にしっかり休めず、翌朝も疲れが残る

こうした積み重ねが、
「なんとなくだるい」「疲れやすい」「肩が凝る」といった不調に繋がります。

体はいつも、“小さなサイン” を送ってくれているんですね。

2. 冬に向けて不調が出やすい“3つのタイプ”

何となく体調が揺れやすい今の時期。
サロンで拝見していると、大きく3タイプにわかれます。

① 冷えタイプ

  • 手足が冷える
  • 朝ベッドから出るのがつらい
  • 肩こり・頭痛が出やすい

→ 血流が落ちて筋肉が固まりやすいタイプ。

② ストレスタイプ

  • 呼吸が浅い
  • 眠りが浅い
  • 考え事が止まらない

→ 頭が常にオンになっている“交感神経過多”タイプ。

③ 乾燥タイプ

  • 喉・鼻が乾く
  • 朝起きたとき体がこわばっている
  • 顔がむくむ

→ 体内の水分循環が低下しやすいタイプ。

あなたはどれに近いでしょうか?

3. 今日から始められる「冬に備えるセルフケア」

シンプルだけど、自律神経が整いやすく
冬の冷え・不調予防にもつながるケアをまとめました。

● 朝:1分で整う“呼吸リセット”

  1. ゆっくり4秒吸う
  2. 6秒かけて吐く
  3. これを3セット

→ 朝の副交感神経のオンスイッチになり、1日の体調が整いやすく。

● 日中:側頭部の「くるくる流し」

  • 耳の上に手を置き、軽く円を描くように30秒
  • こめかみ → 耳の上 → 頭頂に向かって優しく

→ 眼精疲労・頭の重だるさがスッと軽くなりやすい部位です。

● 夜:首元のあたためケア

  • 蒸しタオルを首に30〜60秒
    → 緊張が抜けて寝つきやすくなる
    → 冷えによる肩こり・頭痛の予防にも◎

● 乾燥対策:寝室の“湿度”を +5

  • 湿度40〜50%がちょうど良い
  • のど・鼻の乾燥を防ぎ、睡眠の質が上がる

4. プロのケアが効果的な理由

季節の変わり目は、頭・首・背中が無意識に力んでしまい、
自律神経のバランスが崩れやすい時期。

当店のヘッドマッサージは、

  • 頭の筋膜をゆっくりゆるめる
  • 呼吸が深くなる
  • 眠るようなリラックス効果
  • 自律神経の切り替えがスムーズに

といった作用があり、冬の不調に備える土台作りにもぴったりです。

「最近ちょっと体が揺らぎやすいな…」
そんなときは、どうぞ無理せずご相談くださいね。

5. おわりに

今年は特に、気温差が激しい影響で自律神経に負担がかかりがち。
セルフケアで体の小さなサインに気づき、
そして必要なときにはプロの手で“深いリセット”を。

ゆめゆらでの時間が、少しでもあなたの冬を心地よく過ごすヒントになりますように。