こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。
毎日暑い暑いとしか言っていませんが、連日の猛暑日で40℃越えの地域も出ています。
日本の気温で人間の体温より高い気温って、10年前には考えられなかったことです。
地球が温暖化となり、異常気象になっているのは間違いないですが、さらに今年はこの暑さとコロナウイルスとうまく付き合うしかありません。
外出自粛から今度は帰省自粛と、人と会えない、自由に出歩けないなど日常生活に制限がかかり、コロナウイルス関連のストレスがますます増えていきそうです。
最近、夏バテなのか、「なかなか疲れがとれない」「体が一日中だるい」「朝起きられない」という人はいませんか?
もしかしたら、その症状はストレスからくる「副腎疲労」かもしれません。
〜副腎疲労の症状〜
※何個か当てはまる人は副腎疲労になっている可能性があるかもしれません。
・朝起きられない、起きるのがつらい
・寝ても疲れが取れない
・体が重い、だるい
・立ちくらみがする
・頭が働かない、やる気がしない
・記憶力や集中力の低下
・砂糖や甘いもの、カフェインが欲しくなる
・低血糖症がある
副腎というのは、腎臓の上にあるクルミほどの大きさで重さは約5gと小さい臓器ですが、その役割は多岐に渡り、「ホルモンの分泌」「血糖コントロール」「免疫機能」「炎症反応」など、現代社会における、あらゆるストレスに対処して、体を守るというとても大切な役割を担っています。
副腎疲労とは
副腎疲労とは、長期にわたり過度のストレスを受け続けることで、副腎から分泌されるストレス対応ホルモンのコルチゾールが大量に分泌され続け、副腎が疲労し、コルチゾールの分泌能力が低下して疲れやすい体になったり、体にとって様々な不具合が出る状態をいいます。
コルチゾールはストレスや炎症、低血糖を緩和するホルモンで、長期的に大量分泌されると、免疫機能や筋力の低下、不妊、睡眠障害の原因にもなります。
副腎に影響を及ぼすストレスは単一なものではなく、身体的、精神的、心理的環境などさまざまなストレスが絡み合うことによって影響を引き起こすと考えられており、まさに今のコロナ禍の状況は副腎疲労になりやすいといえます。
その他、睡眠不足や栄養不足も副腎疲労の原因です。
夜間はホルモンの分泌が最も活発になる時間帯ですが、この時間帯に休息を取らないとホルモンの分泌量が減り、副腎に疲労が蓄積されてしまいます。
また、栄養が不足するとホルモンを作る材料がなくなるため、分泌ができなくなるのです。
副腎疲労の改善方法
睡眠
まずは「睡眠」が一番大切です。
寝ることによって副腎は回復するので、寝る前のスマホは早めに切り上げて、5分でも早く寝るようにしましょう。また、昼寝ができる環境であれば、10分程度の昼寝をするだけで、脳はスッキリし、午後からの仕事の能率もアップするのでおすすめです。
ストレスの解消
副腎疲労の原因であるストレスを解消することも重要です。
1日の中で少しでも趣味の時間を取ったり、美味しいものを食べてリラックスしたり、入浴や軽いストレッチをするなどストレスを解消できる方法を見つけて、翌日に持ち込まないという習慣を作っていけるとよいでしょう。
【糖質過多に要注意】
いくらストレス解消とはいえ、甘いものや白米やパンなどの炭水化物の食べ過ぎ(糖質過多)には要注意です。
甘いものやパンを食べると幸せな気分になるのは、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンが一瞬だけ増えるためです。
ただし持続性はなく、摂取すると体内で血糖値が急激に上がるため、今度は血糖値を落ち着かせるためにインスリンが大量に分泌されます。
すると低血糖の状態になり、イライラ、だるい、激しい眠気など集中力が低下し、やる気がなくなるので、また甘いものが欲しくなるというループにはまります。
低血糖になると今度は血糖値を上昇させるホルモンのアドレナリンとコルチゾールが分泌されます。
血糖値の乱高下が起こり、これらが大量に分泌され続けると分泌元である副腎が疲労するのです。
また、血糖値の乱高下でホルモンが大量に使われ続けると、ホルモンの分泌異常が起こり、自律神経の乱れに繋がります。
食生活
糖質の摂り過ぎに気をつけ、バランスのとれた食事をとることが大切です。
忙しく外食やコンビニ食ばかりという方は、サプリメントを活用して下さい。
ビタミンB群は、エネルギー代謝を高め、疲労感を解消します。
また、副腎疲労の人は、カフェイン中毒であることが多いといわれます。
カフェインは副腎を過剰に刺激して活力が一気に上がるものの、切れると一気に疲れを感じてしまうため、コーヒーは控えた方が良いでしょう。
当店のヘッドマッサージで睡眠の質をアップして、夏バテはもちろん、副腎疲労の改善のお手伝いをいたします。
コロナ禍の中、新しい生活様式に慣れてストレスを溜めずに過ごしていきましょう。