左後頭部が硬い人」が圧倒的に多い理由とは?右利き・左利きと脳疲労の関係


こんにちは!練馬駅徒歩30秒の頭ほぐしサロンゆめゆらです。
当サロンはオープンして7年。これまで数多くのお客様の頭をマッサージさせていただきました。その中で、私たちが特に注目している「ある傾向」があります。

それは、頭の硬さが左右で異なるお客様が多い、ということです。
そして、その中でも圧倒的に多く、約8割の方に見られるのが、左側の後頭部(または側頭部から後頭部にかけて)が異常に硬くなっているという現象です。対して、右側が硬い方は約5分の1程度の割合です。

なぜ、こんなにも「左後頭部」が硬い方が多いのでしょうか?
今回は、この興味深い現象を**「右利き・左利き」、そして「左脳・右脳」の働きから、ヘッドマッサージのプロの視点で深掘りしていきます。

左後頭部が硬い」は、多くの現代人が抱えるサインかもしれません

人間の脳は、右脳が体の左側を、左脳が体の右側を主にコントロールしています。
私たちが着目している「左後頭部の硬さ」は、脳の部位で考えると、主に右脳と深く関連しています。

【右脳】が疲れているサイン?

一般的に、右脳は以下の働きを司っています。

  • 直感、ひらめき
  • 感性、芸術性
  • 空間認識、映像記憶
  • 感情、全体把握

「右脳が疲れている=左後頭部が硬い」という傾向が強いのは、現代社会で特定の脳領域に負担がかかり続けていることを示唆しています。

右利き・左利きと「左後頭部の硬さ」の深い関係

日本人のほとんどは右利きです。これが、左後頭部が硬くなる最大の要因だと私たちは考えています。

1. 右手を使うことで「左脳」が常にフル稼働

右利きの方は、文字を書く、箸を持つ、パソコンのマウスを操作するなど、日常のほとんどの動作で右手を使います。右手を使う時、それをコントロールしているのは左脳です。

【左脳の働き】:論理、言語、計算、分析、時間軸の処理

左脳は、仕事や勉強で常に**「論理的思考」「分析」「言葉の処理」**に集中しています。特に現代のデスクワークは、左脳に大きな負担をかけます。

2. 脳の「情報処理の偏り」が疲労の原因に

では、なぜ左脳が疲れるのに、右脳を司る**「左後頭部」**が硬くなるのでしょうか?

左脳が過剰に働くと、脳全体に熱や疲労物質が溜まります。疲れた左脳を休ませようと、無意識のうちに右脳に作業を分散させようとします。あるいは、左脳が処理しきれない感情やストレスを右脳が受け持とうとします。

つまり、多くの現代人は「論理的な左脳」「感情・感性の右脳」の両方を常にフル稼働させてしまい、脳全体が慢性的に疲労している状態にあるのです。この全体の疲労が、特に右脳の領域(左後頭部)に緊張や血行不良となって現れていると考えられます。

ヘッドマッサージで「左脳・右脳のバランス」を整える

硬くなった後頭部や側頭部は、血流が悪くなり、脳に酸素や栄養が届きにくくなります。放置すると、慢性的な頭痛、眼精疲労、不眠、集中力の低下など、さまざまな不調につながります。

頭ほぐしサロンゆめゆらのヘッドマッサージは、単に気持ちいいだけでなく、「左脳・右脳のアンバランスによる脳疲労」の解消も目的としています。

  • 硬い左後頭部(右脳領域)へのアプローチ
    • 丁寧な指圧とストレッチで、緊張した筋肉を緩め、右脳の過剰な働きとストレスを解放します。
    • 血流を促進することで、疲労物質を流し、感性や直感がスムーズに働くようサポートします。
  • 全体的なアプローチ
    • 頭全体を均等にほぐすことで、左脳・右脳の活動バランスをリセットし、深いリラックス状態へと導きます。

深いリラックス状態は、脳の休息に最も重要です。質の高い睡眠にもつながり、翌日のパフォーマンスを格段に向上させます。

まとめ:左後頭部の硬さは、休息を求める脳からのメッセージ

もし、あなたが日常的に以下の状態にあるなら、左後頭部が硬くなっている可能性が高いです。

  1. デスクワークが多く、分析や思考に集中している
  2. 人との会話や会議が多い(言語を使う=左脳)
  3. 考えすぎてしまう、常に何かを計画している

左後頭部の硬さは、「もっと休ませてほしい」「バランスを取り戻したい」というあなたの脳からの大切なメッセージです。

当サロンで、専門的な視点と技術に基づいたヘッドマッサージを受け、頑張りすぎている脳を解放しませんか?

あなたの脳と体が、本来持つ最高のパフォーマンスを取り戻せるよう、心を込めてお手伝いいたします。

ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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