朝起きた時から辛い花粉症。。。「モーニングアタック」と自律神経の関係

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

3月も半ば、各地で花粉症のピークを迎えております。

ちなみに私は昨年から目だけがかゆい花粉症ビギナーですが、不思議と朝が一番症状がひどく。。。
これは「モーニングアタック」なる症状のようなのです。
そこで、本日は花粉症の症状であるモーニングアタックについて詳しくご説明します。

モーニングアタックとは?

モーニングアタックとは、朝、目が覚めてすぐにくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの花粉症やアレルギー性鼻炎の症状が発作的に現れることをいいます。
また、激しく咳きこんだり、目や肌のかゆみがひどくなる場合もあります。

モーニングアタックの原因

夜ではなくなぜ朝に症状が悪化するのでしょうか?

朝は花粉やホコリが舞いやすい

くしゃみ、鼻水・鼻づまり、咳、かゆみなどは、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因とされています。
ハウスダストとは、ホコリのなかでも1mm以下の微小なもので、繊維くずやダニの死骸やフン、ペットの毛、花粉、カビや細菌などのことです。
室内に舞っているハウスダストは、夜、人が寝静まるとゆっくりと床に落ちていきますが、朝になり動き出すと床に溜まっていたハウスダストがまた舞い始めます。
このアレルゲンを吸い込むことで、鼻粘膜を刺激するためさまざまな症状が起こってしまいます。

朝は自律神経の乱れが起きやすい

さらに、起床時に起こる自律神経の乱れも原因とされています。
自律神経は「交感神経」「副交感神経」の2つに分けられます。

【交感神経】
・心拍数を上げたり、血管を収縮させ体をアクティブにする働きがある
・活動的な昼間は交感神経が優位に働く

【副交感神経】
・心拍数を下げたり血管を拡張させ体をリラックスさせる働きがある
・休憩時や夜間の睡眠時に優位に働く

自律神経のリズムを整えるには、交感神経と副交感神経がバランスよく入れ替わることが大切といわれています。
この2つの神経は夕方(交感神経優位→副交感神経優位へ)と朝(副交感神経優位→交感神経優位へ)に切り替わりますが、朝は血管の収縮により両者のバランスが一時的に乱れ、鼻が刺激過敏になって症状が出やすくなると考えられています。

モーニングアタック対策

朝起きてすぐに辛い症状が出るとやる気が起きずモチベーションも下がり、仕事や勉強に集中できません。
モーニングアタックの症状を軽くする対策についてご紹介いたします。

  • 外出後、家の外で洋服に付いた花粉やほこりを払って取り除く
  • 外出後、早めにお風呂に入り体についた花粉やほこりを洗い流す
  • 部屋をこまめに掃除して床の上の花粉を取り除く
  • 加湿器などを使用し、室内湿度を50~60%に保つ
  • フィルター性能が高い空気清浄機を使用する
  • なるべく早寝早起きを心がけ、しっかり睡眠時間を確保する
  • 適度なストレッチで、体の緊張をほぐす
  • 寝る1時間前にはスマホやパソコンは見ないようにする

当店のヘッドマッサージは自律神経のツボが多く集まる頭部から首、肩まわりを心地よいリズムでほぐし、脳への血流を良くすることで、自律神経が整うのでモーニングアタック対策にも効果的です。
できることから始めて辛い時期をうまく乗り切りましょう!