スマホ認知症と睡眠の関係

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

最近話題の「スマホ認知症」を知っていますか?

スマートフォン(スマホ)は、連絡手段や検索手段だけでなく、買い物や生活を補助するための幅広い年代で日常に必要不可欠なアイテムとなりました。

朝起床した瞬間から、寝る瞬間まで常に手放せない方も多いのでは?
現代人はスマホ依存とも言えるかもしれません。

スマホ認知症とは

スマホ認知症は「デジタル認知症」ともいい、スマホやパソコンなどのIT機器に過度に頼った生活を続けると、脳の機能が低下して集中できなくなったり、もの忘れが多くなったりする状態を指します。

最近、「物忘れが多い」など気になる症状がある方は、次の簡単なチェックリストをみて下さい。

当てはまる数が多いほど、スマホ依存=スマホ認知症の可能性があるので要注意です。

【スマホ認知症の可能性チェックリスト】

  • 少しでも時間が空いたら、スマホを使用する
  • 思い出したいこと、分からないことはすぐにスマホで検索する
  • トイレにスマホを持ち込む
  • 寝る前にスマホを使用する
  • 最近、物忘れが増えたり、記憶力が低下したと感じる
  • 仕事・家事の段取りが悪くなった
  • 漢字が書けなくなった、簡単な計算ができない
  • 身体がだるく、いつも疲れている
  • イライラしたり、集中できない
  • 不眠や頭痛、めまいなどの不調が出ている


スマホ認知症の原因と症状

原因

スマホ認知症の4割が、常にメールの処理やインターネットを使用している30代~50代の働き盛りの方と言われます。

スマホ認知症の原因は、以下に挙げられます。

①スマホからの過剰な情報収集に対し、脳で処理が追いつかず、容量がパンクしてしまい、バランスが崩れてしまう

②スマホに頼りすぎると、自ら考えることが減り、思考や創造性を担う脳の前頭前野が劣化してしまう

本来人間の脳は、情報を取り入れて処理し、外に出すまでが一連の流れとなっています。
しかし、情報のインプットが多すぎると、頭の中で「ゴミ屋敷」のような状態になり、どこに何があるのかわからず、必要なものを取り出せない(アウトプットできない)状態になり、脳疲労につながります。

症状

スマホ認知症は記憶力・集中力の低下や注意力の散漫、言語障害のような認知症と同じような症状が発生します。
症状は一時的なものが多く、回復することが多いですが、学生や働き盛りの世代にとっては、影響は大きいでしょう。
学校や仕事への影響が睡眠不足につながり、健康状態が悪化する可能性もあります。

また、若年性認知症に繋がる可能性もあるので注意が必要です。


スマホ認知症の対策

では、スマホ認知症を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?

スマホの使用時間を決める

仕事や勉強以外で、手元にあるとなんとなく触ってしまうスマホの使用時間を制限します。

「食事の時間はスマホを触らない」など、マイルールを設定し、スマホの使用時間を決めて守るように意識しましょう。

休息時間を作る

スマホやパソコンの画面を見つづけていると、知らず知らずの内に脳や目に疲労が溜まります。

「デジタル画面を20分見たら、20秒遠くを見て目を休める」など、スマホやパソコンを見ない時間を作り、目を休めるようにしましょう。

すぐに検索するのを控える

何か分からないことがあると、すぐにスマホで検索してはいませんか?
答えが一瞬で手に入る一方で、頭で考える習慣が減ってしまいます。

脳の機能を低下させないために、本で調べたり、人に聞いてみるなど、自力での解決も意識してみてください。


散歩などのリズム運動をする

人は同じ動作を一定のリズムで繰り返すと、脳がリラックスしてぼんやりした状態になり、「幸せホルモン」と言われる脳内のセロトニンを活性化させることが明らかになっています。

 散歩の他にも、サイクリングや、スイミング、皿洗いや座禅などがおすすめです。

質の良い睡眠を取る

人の脳の重さは体重の約2%に過ぎませんが、脳の消費エネルギーは体全体の消費エネルギーの20%を占めます。

脳が働くと、たんぱく質の老廃物(ごみ)が大量に発生します。
そこで、新しいたんぱく質と入れ替えるために、「睡眠中」に脳の掃除が行われます。

睡眠中は、脳内の細胞間の隙間が60%も広がると考えられており、広くなった隙間に脳の中で作られている脳脊髄液がどんどん流れてくるので、ごみの排出が活発になります。

最も多い認知症のタイプ、アルツハイマー型認知症発症の引き金になるのが、「アミロイドβ」と呼ばれるたんぱく質の老廃物で、このごみを清掃する能力が高まるのが、睡眠中と言われます。

日頃から、なるべくスマホに頼りすぎずに、自分の頭を使い、脳を休ませるように心がけましょう。

スマホ認知症とまではいかないけれど、頭が休まらない、体がだるいなど脳疲労を解消したいが、睡眠がうまく取れないとお悩みの方には、当店のヘッドマッサージがおすすめです。

当店のヘッドマッサージは、頭から顔・首・肩・背中まで、それぞれのツボを捉えながら心地よい刺激でほぐすことで、高いリラックス効果でストレスを軽減し、自律神経が整うため、「良質な睡眠」や脳疲労の改善にもおすすめです。
ぜひお試し下さい。