骨や筋肉を丈夫に、免疫力をサポートするビタミンDを今こそ取ろう

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

5月に入り、すっかり初夏の陽気となりましたが、外出自粛中で家に籠っていると買い物以外で外に出る機会もなくなっている方も多いのでは?
この時期だからこそ、ぜひ散歩や買い物の時に日光を浴びることをおすすめします。

日光を浴びると、体内では健康な体を維持するためになくてはならない「ビタミンD」が生成されるからです。

ビタミンCなど他のビタミンは体内で合成できない栄養素ですが、ビタミンDだけは唯一、食材だけでなく日光を浴びることでも体内で作ることができるのです。

しかし家にずっと籠っていると、十分な量の日光が当たらないため体内のビタミンDは不足しがちに。。。(冬も日光量が少ないため不足します)
そもそも日本人のおよそ半数が欠乏状態と推計されていますが、 外出が減ることで、よけいに不足してしまう危険があるのです。

ビタミンDの主な役割

①組織や細胞を正常に機能させる
腸からのカルシウム吸収を促し、血中濃度をコントロールする。
ビタミンD不足でカルシウム吸収が低下すると、不足を補うためにカルシウムを骨から引き出す骨吸収が進み、骨粗しょう症や骨折のリスクが高まる。

②筋肉の質・量を保つ
筋肉への糖の取り込みを高め、たんぱく質の筋肉合成を高める働きがある。
ビタミンDが不足すると筋力低下につながる。

③免疫をコントロールする
腸内細菌数を良い状態にしたり、異物などの侵入を防ぐバリア機能を強化するなど、腸管免疫を整える働きがある。
血中ビタミンDの濃度が高いと、インフルエンザや風邪にかかりにくいという研究報告がある。

外出自粛で日光を浴びる時間が減っている場合は、庭やベランダ、軒先などで1日15分~20分、日光浴することをおすすめします。
ただし、UVBカットの日焼け止めを塗ってしまうとビタミンDが生成されないので、顔や日焼けをしたくない部分には日焼け止めを塗り、足や腕など日焼けが気にならない部分はそのまま出して日光浴してください。

ビタミンDを食事から取ろう

それから、ビタミンDが多く含まれる食品を多く取ることも重要です。
おすすめは。1切れで1日に必要な量がまかなえます。
サンマやアジ、サバなどの青魚にも、豊富に含まれています。
また、キノコ類にもビタミンDがたっぷりですが、一方で肉類や穀物にはほとんど含まれていないため、魚やキノコ類を意識して食べるのがおすすめです。

食事が十分に摂れず日光浴もほとんどできない場合は、サプリメントを活用するのもよい方法です。

良い睡眠のためにも朝日を浴びることは重要

また、より良い睡眠を取るためにも、日光(朝日)を浴びることは重要です。
良い睡眠に欠かせないメラトニンというホルモンは、夜になると徐々に分泌が増え、夜中に最大となります。
メラトニンは朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、約15時間後に分泌が増加することで、夜眠くなってくるのです

そして、メラトニンがたくさん分泌されるためには、メラトニンの材料であるセロトニンが必要です。
太陽の光を浴びると脳内でのセロトニンの合成が活発になり、セロトニンの量が、そのまま睡眠の質につながります。

今までは美白や皮膚ガンのリスクのために日光を避けてきた人も、少しづつ日光を取り入れる生活をしてみませんか?