ウイルスと歯周病の関係

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

昨年末から新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、
2度目の緊急事態宣言が発出されていますが、なんとかこの難局を乗り越えたいです。

私たち人間とウイルスの戦いは、もうすぐ1年が経過しようとしています。

細菌とウイルスの違いは?

私は当初はウイルスと細菌の違いを知りませんでした。
この1年で色んな情報を得ることができました。

細菌は細菌自身の単体で増殖できますが、ウイルスは自分の細胞(体)を持っていないので、単体では増殖することができません。

細菌は粘膜に不着するだけで、喉の痛みや熱を発症させる事ができますが、ウイルスは単体で増殖出来ないため、人の細胞に侵入して増殖していきます。
そのため、ウイルスは粘膜に不着しただけで発症することはありません。
細胞内に侵入して初めて喉の痛みや熱を発症させます。

細胞内への侵入の仕組みは?

ウイルス感染への有効な対策の一つとして、よく言われる「免疫力を高める」ということですが、口の中に歯周病菌などの悪玉菌がたくさんいると、食べたり飲んだりする際に一緒に飲み込んでしまい腸内フローラのバランスが崩れて免疫力が低下します。

加えて、歯周病菌が出す蛋白分解酵素は、ウイルスが細胞へ進入するのを助けます。
従って、口内の菌バランスを整えることで、腸内フローラも整い免疫力を高く維持できればウイルスの体内への侵入を防ぎます。

歯周病があると認知症になりやすいと言われていて、口腔ケアはとても重要と言えるでしょう。
認知症と歯周病の関係もあるようですので、これはまた別の機会に。