幸せホルモンとは①「セロトニン」

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

幸せホルモンとは、脳内ホルモン(脳内に分泌されるホルモンや神経伝達物質)の一種です。

幸せホルモンとは

人間の脳には、心や身体を正常に保つために100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。
脳内物質には、「喜び」「楽しみ」「やる気」など、人の感情や意欲に大きな影響を与える物質も存在し、これらの幸福感を与える物質が「幸せホルモン」と呼ばれるものです。

幸せホルモンと呼ばれる代表的な物質は3種類あり、その一つがセロトニンです。

セロトニンとは

セロトニンは心のバランスを整える作用の神経伝達物質で、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料でもあります。

セロトニンが減ると、不安や恐怖といった感情と理性のバランスが崩れてしまい、イライラしたときに分泌されるノルアドレナリンを抑えられなくなります。

セロトニンの増やし方

セロトニンを生成する際に重要な材料が「トリプトファン」という物質ですが、人間の体内で生成することができないので、食品で補う必要があります。

おすすめ食材は豆腐、納豆、味噌などの大豆製品や、チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品です。
トリプトファンは大豆に含まれる大豆たんぱくと、乳製品に含まれるたんぱく質カゼインに多く含まれています。

また、セロトニンを増やすのに重要なのは「太陽の光」です。
太陽の光が網膜を刺激してセロトニンの生成を活性化してくれます。

質の良い睡眠を取るために、「朝起きたら、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びながら朝食を取る」と良いといわれますが、これは体内時計ををリセットするのと同時に、セロトニンを増やす格好の方法だからです。

晴れだけでなく曇りや雨の日であっても、太陽の光は届いているので、まずはカーテンを開け、できれば窓も開けて換気をするのがオススメです。
どんよりとした室内に朝のすがすがしい空気が入ることで、心身共にすっきりとした朝を迎えることができます。

さらに、1日15分くらいの外出で日光を浴びるのもセロトニンを増やすのにおすすめです。
朝の出勤時や昼食時に外出したりと考えると、15分くらいは自然に太陽の光は浴びていると思いますが、もし時間が足りないなと思う方は、少し昼休みに散歩をするといいかもしれません。
1度日光を浴びたくらいでは、効果は30分~1時間程度しか続きませんが、毎日継続することで、脳が徐々にセロトニンを生成しやすい構造に変化していきます。

幸せホルモンを増やしたい、質の良い睡眠を取りたいと思う方は、ぜひこれらを参考にしてみて下さい。