睡眠とアルコールの関係

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

眠れない時、お酒を飲みますか?

睡眠とアルコールの関係

平成12年の厚生労働省の調査によると、日本人男性48%、女性18%が週に1回以上寝酒をたしなむそうです。

アルコールは脳の働きを抑え、鎮静・催眠作用が働くので、適量であれば、寝付きを良くし、深い睡眠を増加させます。
しかし、アルコールは体内ですばやく分解、排泄されるため、アルコールの血中濃度が低下する睡眠後半には、眠りが浅くなり中途覚醒が増えます。

さらに、夢や悪い夢を見ることが多くなったり、交感神経活動が高ぶって脈が速くなり、汗をかいたりします。

このように、アルコールは寝付きを良くしますが、睡眠後半では眠りを妨げるので、睡眠薬の代わりにはなりません。

また眠るために飲酒を続けていると、アルコールに対する耐性が高まるため、酒量を増やさないと眠れなくなってきます。

適量な飲酒量は?

厚生労働省発表の健康日本21では「節度ある適度な飲酒」の目安として
ビール 中瓶1本 500ml
ワイン 2杯 240ml
清酒 1合 180ml
程度としています。

これは1日平均純アルコールに換算すると約20gとなり、お酒によりアルコール度数が異なるので、以下の式を参考に日頃のご自身の飲酒が適量か計算してみてください。

※純アルコール量(g)=飲酒量(ml)×アルコール度数(%)×0.8(アルコール比重)

また、適量であっても寝る直前に飲むと良い睡眠が妨げられてしまうので、晩酌として夕食時に楽しむことをおすすめします!