『風邪』と『ふうじゃ』

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

10月に入り過ごしやすい気候になってきましたが、まだ日中は暑い日も
あり半袖の洋服はまだまだ出番がありそうです。
ただ夜は涼しく寒暖差がある季節なので、風邪など引かないようにしましょう。

よく「風邪を引く」という表現をしますが、これは東洋医学において
人間が罹る病気には様々な影響を受け、気候の変化が大きく影響されると考えられています。

自然界の『六氣』

気候変化によって自然界には6つの「気」があり、『風・温・熱・湿・燥・寒』の『六氣』が存在すると言われています。
この『六氣』が人間の体に悪い影響をあたえると『氣』が『邪』に変わります。

梅雨のジメジメした時期に体が湿気を取り込んで起こる不調は『湿邪』(しつじゃ)

また寒気がしてゾクゾクして熱がでることを『風邪』(ふうじゃ)と呼ばれ
風が運んでくる『邪』を身体に引き込むことから『風邪を引く』と言われています。

英語で風邪を引くはcatch a coldと言い「風邪を捕まえる』感じでしょうか。
ちなみに頭痛はHeadacheや腹痛はStomach ache で頭(Head)が痛む(ache)となります。

もちろん英語でもI have a coldという時はすでに風邪を引いている状態を表します。
ウイルスやインフルエンザなどは『Catch a virus」『Catch the flu』となり
ウイルスやインフルエンザも『捕まえる』という表現になります。

ちなみに世界的な大流行の新型コロナウイルスはCovid-19の名称なので
PCR検査で陽性の場合は『Catch the Covid-19」となり、発症した場合は
『have the Covid-19』となるのでしょう。

ここ最近はコロナの感染者数が落ち着いてきましたので、このまま収束してくれることを祈るばかりです。