幸せホルモンとは③「ドーパミン」

こんにちは。
練馬のヘッドマッサージ専門店 頭ほぐしサロンゆめゆらです。

幸せホルモンとは、脳内ホルモン(脳内に分泌されるホルモンや神経伝達物質)の一種です。

幸せホルモンとは

人間の脳には、心や身体を正常に保つために100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。
脳内物質には、「喜び」「楽しみ」「やる気」など、人の感情や意欲に大きな影響を与える物質も存在し、これらの幸福感を与える物質が「幸せホルモン」と呼ばれるものです。

幸せホルモンと呼ばれる代表的な物質は3種類あり、三つ目はドーパミンです。

幸せホルモンとは①「セロトニン」

幸せホルモンとは②「オキシトシン」

ドーパミンとは

ドーパミンは神経伝達物質の一種で、「やる気」を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。

また、ドーパミンは快楽物質とも呼ばれ、達成感、快感、喜び、感動などももたらします。
そのため、ドーパミンが不足すると「やる気が起きない」「無関心・無感動」などを引き起こし、幸福感の低下につながります。

その他、仕事や学習などに必要な情報を一時的に記憶・処理する能力である「ワーキングメモリー」にもドーパミンは影響を与えるといわれ、ドーパミンの分泌が活発になると、学習能力や仕事能率のアップも期待できます。

ドーパミンの増やし方

ドーパミンは、楽しいことをしている時や目標を達成した時、褒められた時などに分泌されます。

ある行為でドーパミンが放出されて快感を得ると、脳がそれを学習して、再びその行為をしたくなります。
さらに大きな快楽を得ようとして努力をするようになります。
しかし、それが仕事や勉強といった自分にとってプラスに働くものであればよいですが、依存症や中毒となってしまうことがあるので注意が必要です。
(パチンコ依存症、買い物依存症、ゲーム依存症、アルコール依存症など)

そこで、ドーパミンの分泌を促す方法をご紹介します。

(1)チーズや大豆食品を食べる

ドーパミンは食事によって増やすことができます。

ドーパミンの原料は「チロシン」というアミノ酸で、最も多く含んでいる食品は乳製品です。
乳製品に含まれている「カゼイン」と呼ばれるたんぱく質からドーパミンは多く摂取できるので、生乳の水分を抜いて、残ったたんぱく質を固めたチーズは特におすすめです。

その他、豆腐や納豆、枝豆、きな粉などの大豆食品にも多く含まれます。

(2)小さな目標やタスクを達成する

ドーパミンは何かを達成していくことで活性化されるため、まずは「達成しやすい小さな目標やタスクを設定する」ことがポイントです。

目標を大きく設定してしまうと、かえってモチベーションがあがらない可能性があるためです。
達成しやすい小さな目標を設定することでドーパミンを継続的に分泌できます。
大きな目標を設定する場合は、細分化して小まめに達成感を得ていきましょう。

また、ドーパミンの活性化には「ごほうび」が効果的です。
「この目標を達成したらあの服を買おう」などごほうびを設定することで、ドーパミンの活性化につながります。

特に女性は「自分へのごほうび」が好きですよね。
知らず知らずに、ドーパミンの活性化に役立っていたとは、うれしい限りです。